縮毛矯正は難手術、施術成功 3つのポイント

サラサラになるのを期待して縮毛矯正をかけたら

縮毛矯正は難手術、施術成功 3つのポイント
・・・バサバサになってしまって、

「なんでぇ~・・・」と 嘆いてる方もいることでしょう。

いやいや、縮毛矯正は、パーマやカラーやカットと一緒、

技術メニューの1つ」ですからね。

縮毛矯正に限らず、パーマだって、カラーだって、カットだって、

「残念・・・」なんてことはよくあります。

ましてや縮毛矯正は 難易度の高い仕事ですから。

では、よく見られる失敗は どうしてそうなるものなのか・・・に焦点を当ててみましょう。


縮毛矯正をかける人は、大きな期待をもって美容室に飛び込むんですよね。矯正は1回の支出も大きいですし、時間がかかるので それなりの日時調整もしてね。

そんな覚悟をもって美容室で縮毛矯正をかけてもらったら、なんじゃーーーこりゃーーー~~という結果になっちゃった…なんてことはありませんか?

わぁ~いい感じ!…大成功!・・・これが理想なんですが、これはこれで、この矯正直後のキレイな髪を キレイなまま保っていくには??!…と、

思案している人もいるのではないでしょうか。

くせ毛の人、実際、実に多いですね。

straight
全体がくせ毛っていうだけじゃなく 一部分、生え際のところだったり、

強いくせと、弱いくせが混ざっていたりと、さまざまで、

とにかく みんな悩んでいます。

みんなの願いはただ一つ、普通の直毛の人のようになりたい~。。。

兄弟姉妹でも くせがあるのは私だけ・・・

そんな人もけっこういますね。

本人が一番悩むんですけど、

子どもさんが くせ毛の場合、お母さんも悩んでいます。

最近は どこでも矯正できるようになりましたけどね、

ひと昔前、縮毛矯正が生まれる前は 大変でした。

また、縮毛矯正が誕生した後も

しばらくは 施術できるお店が少なかったですしね。

近年の縮毛矯正は、薬剤も、技術的にも、

そして前後の処理剤までも 大きく進化しましたから

皆さんの満足度合いもあがってきているんじゃないでしょうか。

ただ、パーフェクトっていうわけじゃないんですね。

うまくいかなかった要因として考えられるのは次の3点です。

縮毛矯正がうまくいかなかったのは・・・

1)縮毛矯正をかける前の毛髪チェックが甘い

縮毛矯正をかけるときのスタートラインは 髪の状態の把握からです。

美容室で やってもらう技術、メニューを決めるとき、あなたが任せるスタイリスト

さんとのコミニケーションから始まって、そのスタイリストさんが あなたの髪をど

れだけ正しく理解してくれるかということが大前提になります。

スタイリスト、つまり美容師さんですが、国家試験を通って、美容全般、広く勉強
                 (最近は難易度が高い)
してきています。

でも、たくさんある技術それぞれについての試験はないですし、1つの技術、縮毛矯

正なら縮毛矯正だけに取り組んだりするのは その美容師さんの個人的志向でしかありません。

何回も言うようですが、縮毛矯正は かなり難易度の高い技術ですから、これに「かけている」美容師さんと、ほかの技術に打ち込んでいる美容師さんとでは

おのずとパフォーマンスに違いが出てきて 当然といえば当然です。

そうした蓄積ノウハウは、施術時、毛髪の状態の把握にも現れるということですね。10人いたら10人それぞれ、髪の質もコンディションも違いますから。

縮毛矯正をかけたいと思っても、コンディション次第で「今日はやめといたほうが・・・」となることもあります。

髪が弱っているときの マイナスの影響は否定できませんから。

縮毛矯正がうまくいかなかったのは・・・3

2)薬剤の種類や、判断ミスによるもの

一口に矯正の薬といっても、ものすごい数 ありますね。大小さまざまなメーカーか

ら それぞれ特徴のある薬が出ていて、美容師さんが選んで導入、髪質やコンディシ

ョンに合わせて使用します。この薬選びも、美容師さんの「のめりこみ具合」によっ

て違いますし、どの薬にしても、使い方ひとつってこともあります。

たとえば、

すごく傷んでる髪に対して、もしくは傷んでる箇所に、パワーの強い薬しか用意がな

いなんてことになれば、あたりまえにボロボロになりますからね。

縮毛矯正に力を入れてない美容室だと、薬の取り揃えがないなんて 普通にあります

から。

ちゃんと勉強してる美容室、美容師さんだったら、前処理も当然ですし、コンディションに合わせて 薬を塗り分けもします。

また、薬を効かせる時間も、髪の状態を見極めて・・・が当然です。

縮毛は、髪の内側の蛋白質の在りかたがそろっていないので、強く結びついている結合を切って 形状を整えて、熱と薬の力で結びなおすわけですが、

この技術過程のどこをとっても、的確な判断と対応が求められる高度な技術、それが縮毛矯正です。

縮毛矯正がうまくいかなかったのは・・・2

3)アイロン技術の不足

直毛の状態に整えていくとき、重要なのがアイロンのテクニック、つまり 手術のメ

ス捌きってことです。これが上手じゃないと、結果に大きく響きます。高温を使うの

で、へたすると焦げちゃいますし、焦げないまでも 蛋白質が変性して硬化します。

つまり、

キレイなあがりは 美容師さんのアイロンテクニック次第ってことですね。

骨格に合わせて、部分部分でアイロンをあてる角度も変わりますし、根元、毛先に

よっても触っている時間が違いますしね。

アイロンを握る微妙な力加減、それこそキャリアがものをいうって感じです。

センスもあるかな(笑)。それにショートヘアなどは、器具ではさみづらかったり

ってこともあって、それをやりきるのもテクニックです。

以上3つ、お話ししましたけど、縮毛矯正、そんな簡単じゃないってことが伝わりましたか。

とどのつまり、縮毛矯正成功の秘訣は、「縮毛矯正に取り組んでいる美容室を探して、情熱をあふれる勉強好きの美容師さんを見つける」、でしょうか。

縮毛矯正とカラーは一緒にできますか?

縮毛矯正とヘアカラー

縮毛矯正とヘアカラーのお話し

くせ毛の人の朝は大変ですよね。ドライヤーにも時間かかるし、アイロンもかけないといけない…

そんなわけで、皆さん縮毛矯正をかけるわけですが、

合わせてカラーもしたい、いや、白髪だから どうしても染めないといけない・・・となるわけです。

かといって、都度つど 日にちを作って美容室行くってこともできないし。。。

縮毛矯正とカラー、一緒にやるのはむりですか?・・・・・・

こんな感じの質問、けっこういただくんですよね。

一番先に考えておくこと

● 縮毛矯正やカラーが与える 髪へのダメージについて

通常、縮毛矯正剤やカラー剤には、「アルカリ」が入っています。

アルカリには、毛髪に浸透して働く成分を 内部に送り込むため、

髪を膨らませて通り道を広げる役目があるんですね。

アルカリの力で 毛表皮…いわゆるキューティクルを開けて、髪を膨らませるんですけど、

この、伸びたり縮んだりさせられることが 髪にとっての負担になるわけです。

もちろん、キューティクルがはがれたり、内部成分が変質したり、流れ出たりもしますからね。縮毛矯正とカラーを一緒にやるというのは、負担も倍増する…

ということです。パサつき度合いも ゴワつき度合いも大きくなりますし、ツヤもなくなってしまうわけで。。。。

しか~し・・・・

これは 前処理(プロテクト&プレトリートメント)も アフターケアも工夫せず、ごくごく平均的な縮毛矯正剤やカラー剤で施術した場合のこと、

これを、どうしたら 予想されるダメージを防ぎ、どうしたら 負担を抑えた縮毛矯正ができるのか、そして、どうしたら 施術後のダメージを手当てできるか、

随所に最善手を追及している美容室なら 同時施術も可能ではあります。

一緒にできないのには理由がある、その理由が見つかれば、うまくできちゃう方法も見つかるってことですね。

もう1つの考え方。

たとえば、使用するカラー剤を選ぶこと、

カラー剤は種類がたくさんあって、ダメージのないもの、いや、逆にダメージをケアするものさえありますからね。

酸性染料なんかは、色が鮮やかでツヤ感も素晴らしいです。

酸化染料、これ、酸性染料に似てますけど別物ですよ。酸化染料は 永久染毛剤になりますが、やっぱり、傷めないで染めることができます。

その他、香草カラーや、ヘナなんかもありますね。

こちらはダメージはないですけど ちょっと髪が硬くなっちゃいますから、サロントリートメントは必須でしょう。

これらのカラー剤の共通点は、「明るくできないこと」。つまり「ブリーチ力」がないんですね。

まぁ こんな風に、悪さをしないカラー剤、いや、一歩進んで トリートメント効果さえあるカラー剤もありますから、

そうしたカラー剤とのマッチングも 1つの選択肢たりえます。

縮毛矯正をかけた日の帰り道

ドライヤーで頭皮の湿気を完全除去
縮毛矯正をかけたその日の帰り道、その夜、そしてその次の日に気をつけること

矯正して、髪がサラッサラになって、うれし~って心弾ませての帰り道から、

何点か気を配った方がいいことがあります。

1つ目、毎日の習慣で髪を「耳にかけちゃう」こと。

無意識ですからね、自分ではぜんぜんわからない(笑)。

これは、美容室に行く前から注意書きでもして意識しておくしかありません。

2つ目は「」。

冬ならいざしらず、この時季はまだまだ暑いですからね、だまってたって汗かいちゃいます。

美容室の帰りがけにどこか寄って行こうなんてしないで、できる限りサッサとお家に帰りましょう。

そして、戻ったら間髪入れずに「汗を拭いて」、冷房をかけましょう。

扇風機があるなら、その間に陣取って頭皮の蒸れを解放しましょう。

暑さが少し落ち着いたら、軽くドライヤーで髪を整えるのもありです。できたら、最後は冷風もかけてあげてくださいね。

さてさて3つ目、「お風呂&洗顔」です。

湯船につかるは厳禁、シャワーだけでお願いします。この時の髪の扱いが問題です。

一番いいのは、なんといっても「シャワーキャップ」ですね。

ちょっと蒸れますけど、シャワーを短時間にすませて、再度 ドライヤーで整えなおしておければ問題ありません。

万が一、シャワーキャップがない場合は次のように….

前髪はご自分の髪の流れに沿わせるようにゆったり流して軽くピンで留めます。サイド、バックも ゆるく一束にして、髪に折れが出ないように

ダッカール等でゆったりとまとめます。意識して軽くゆったり留めてくださいね。

お風呂から上がったら、ドライヤーで整えなおすのはもちろんのことです。

お顔を洗う時も、慎重に、できるだけ髪を濡らさないように気をつけてください。特に「生え際」は大事ですから。

最後、4つ目、「寝るとき」。

心配なのは「寝癖」、いつも束ねている人も多そうですけど、結んで寝ちゃだめですよ! 跡がついちゃいますからね。

気をつけるのは「湿気」です。縮毛矯正した髪は、比較的 寝癖がつきにくいですけど、

これは保湿力がなくなっているからなんですね。

でも、せめて縮毛矯正後の2日間、夏の熱い時に限ってでかまいませんから 冷房をかけて寝てください。

2日間神経を配れたら、あとはもうパラダイスです(笑)。

縮毛矯正と 洗い流さないトリートメント

縮毛矯正と 洗い流さないトリートメント

トリートメント・・・と一口に言っても、山のようにありますね。

その中で、近年 脚光を浴びているのが『洗い流さないトリートメント』です。

この洗い流すトリートメントの歴史はまだまだ浅く、

人間で言ったら やっと成人に・・・といったところ、

それでも進化に進化を重ねて、

今では なくてはならないアイテムにまで成長しました。

では、洗い流すタイプのトリートメントと 洗い流さないトリートメントは、

どういう違いがあるのでしょうか?!

単純にわかりやすいのは 使用するタイミング ・・・ですね。

● 洗い流すトリートメント = カテゴリー分けでは「インバストリートメント」といいます。・・・お風呂の中で使用して、洗い流すものです。

● 洗い流さないトリートメント = カテゴリー分けでは「アウトバストリートメント」といいます。・・・お風呂から上がって、タオルドライした髪に使用します。

どちらも「トリートメント」、つまり髪の手当てという点は変わりません。

そもそもトリートメントとは

多種多様な有効成分を髪の内側に浸透させ、あるいは外側に吸着させて、髪のダメージを補修したり、補強したり、また、保護膜を作ったりするものです。

そうして 髪のコンディションを改善するものですね。

なので、洗い流すもの、洗い流さないもの、成分的に そう大差があるわけではありません。

違いといえば、洗い流すタイプは 髪の仕上がりの重さについての配慮が少なくてすむ分、使える成分に幅が出ますし、濃度的にも自由がききますが、

洗い流さないトリートメントは ある程度の制約を受けることになります。ベタッとしたんではうまくないですからね。

いろいろな  洗い流さないトリートメント
そして、もうちょっと集約的な説明となれば、

内部ガッチリ! 洗い流すトリートメント
毛髪内部のダメージホール(傷みで大きく空いた穴)に、たんぱく質や脂質成分などを充填。

外部しっかり! 洗い流さないトリートメント
特に毛髪表面にくっついて(もちろん、内部にも影響しますけど…)、ドライヤー・アイロン等の熱や、紫外線や、

枕にこすれる・ブラシでこするなど、物理的なプレッシャーから髪を守る。

・・・と分けることもできます。

こうしてみると、強いダメージ要素が加わった縮毛矯正毛には、

良質の洗い流すトリートメントに加えて、外部からの刺激をプロテクトする力が強い「洗い流さないトリートメント」を合わせて使うこと、

これが縮毛矯正した髪の健康を維持していくうえで 特段の意味を持つということになりますね。

縮毛矯正とストレートパーマは何がちがうの?!

ストレートパーマと縮毛矯正
髪をまっすぐにする・・・というと思い浮かぶのは 縮毛矯正とストレートパーマだと思いますが、

この2つ、同じようでいて かなり大きな違いがあります。

なにがどう違うか、ご存知ですか?!

まずはストレートパーマ….

もともと自分の髪にはくせが無くて、パーマをかけた髪をまっすぐに戻したい時や、

太くて硬い髪の人、髪が多くてボリュームがありすぎる人が かけて

扱いやすい髪、おさまりのいい髪にする・・・というのがストレートパーマです。

そして、縮毛矯正…..

くせ毛にはいろいろな種類があって、そのくせの強さもさまざまです。

連珠毛とも呼ばれる扁平な球が連なったような連球毛、

つよいうねりのある捻転毛や波状毛、細かくちぢれる縮毛などなど、

なんとかしたい~~に対応するのが縮毛矯正です。

技術プロセスの中での違いをご紹介すると、2つあります。

1つは ”薬の強さ” です。

ストレートの薬剤に比べて 縮毛矯正の薬の方が 薬剤のパワーが強いですね。

専門的にはこれを「還元力が強い」といいますが、ようするに、髪の内側の細胞を結び付けている結合を切る力が強い・・・ということです。

もう1つは ”熱を加えること” です。

ストレートパーマは加温しませんが、縮毛矯正では「熱」の力をもって形状を整えながら酸化定着を図ります。

このときに使用するのがヘアアイロンだったりドライヤーとツインブラシ(髪をはさむブラシ)です。

このように、強い薬で4つの結合(SS結合・塩結合・ペプチド結合・水素結合)を切り、熱の力で形状を整えながら酸化定着させるので

そのストレートの形状がもとに戻ることはありません。

ストレートパーマは、くせの結合を切る力も 定着させる力も弱いので、

くせの伸びが甘く、伸びたくせも すぐに戻ってしまう、ということになります。

なので、あなたがくせ毛で、縮毛矯正かストレートパーマで迷っていたら、躊躇なく縮毛矯正を選びましょう。

縮毛矯正の技術プロセスは、美容室によって多少の違いがあるかもしれませんが

基本的なプロセスは以下の通りです。

① 髪に還元力のある1剤をつけて、時間をおきます。(1剤は加温したり加湿したりするものもあります。)

② 1剤を洗い流して、熱を加えていきます。
 (アイロン法の場合は乾かしてからアイロンを入れ、ブロー法の場合は 濡れてるところからツインブラシでブローして矯正します。)

③ 髪に酸化力のある2剤をつけて、放置します。

④ 2剤を洗い流して ブロー仕上げ。

ストレートパーマと縮毛矯正の違い、いかがでしたか?!

髪はどうして縮れるの?

髪はどうして縮れるの?

小さいころから泣かされてきたこのくせ毛、やっつけてやりたい、

いっそガァーっと切っちゃおうか…

あなたも1度くらいはそんな思いになったことでしょう。

くせの種類によっては そのくらい深刻なんですよね。

日本人は直毛というイメージが強いですけど、実は縮毛で悩んでいる人、意外に多いんです。

くせ毛で悩んでいる人って “矯正” ”ストレート”、そんな文字を目にしただけで気になるもの、

よくよく見たら ”矯正歯科”だったり、”ストート”だったりして(苦笑)。

ましてこれが 「髪」に関するものだったら…….、ですよね。

それはさておき、まず その悩みの縮毛、分類してみましょう。

もともと髪の質は 一人ひとり、個々に違うものなんですが くせ毛は特別、

そして一口に くせ毛といっても、これまたかなり違いがあるものです。

くせ毛を大別すると、直毛、波状毛、縮毛、捻転毛から連珠毛(連球毛)となりますが、

さらに、髪の太さ、硬さ、形状、色までもを考えると、千差万別といっていいほど違うものです。

たとえば 波状毛といわれる髪、この髪の断面は楕円状で扁平、特に白人に多くみられ、

さらにいびつな形の縮毛、連珠毛(連球毛)は 黒人に多い髪質とされます。

頭の形、生え癖や髪の質、毛流れから頭皮環境まで、一般的には遺伝的要素が強く、

両親のどちらか、または祖父母からの隔世遺伝による影響ということもありますね。

姉は直毛だけど 妹はくせ毛・・・というようなケースがまま見られるように どちらの親の遺伝子を引くかということもありますし、

3親等を超えた遺伝子の発現ということも十分考えられます。また、年齢によって体が変化していくように、髪も同様、少しずつ変化していきます。

誕生直後の毛の生えそろわない状態から始まり、成長に連れて 太くなり、加齢とともに少しずつ細くなりますし、

適齢のホルモンバランスの変わるときには、髪も影響を受けて くせが出てきたり、強いくせが弱まったりもしますね。

その他、ストレス・栄養の偏り、薬の服用、紫外線等々の要因でも 髪の質、髪の健康に影響があります。

先述、ホルモンの話を出しましたが、髪の縮れる原因「毛根のねじれ」や「毛髪構成成分の偏り」に関与するからだと考えられます。

ホルモンバランスの崩れや加齢によって毛髪内部の構成要素に偏りが出ることで 毛髪はゆがみやすくなりますし、

体の保湿機能が衰えると 顔の皮膚がたるむように頭皮もたるみ 毛穴が変形することから、

毛根の形状の影響を強く受ける形で 髪のゆがみ、ねじれ、うねりになる・・・とも考えられています。

いずれにせよ、このくせ毛をなんとか・・・となれば、縮毛矯正ということになりますね。

縮毛矯正 シャンプーいつから…

Fotolia_66603197_XS縮毛矯正シャンプー.comのように、縮毛矯正した髪をケアするための

サイトを運営していたり、縮毛矯正研究サロンを営業していると、

必ず訊かれることがあります。

いつからシャンプーしていいですか?!

例えばこういう風なお尋ね…

私は昨日縮毛矯正をかけてきました。昨日の11時半頃から始まって終わったのは

4時くらいです。前回、矯正したのは1年近く前で、今回で3回目ですが、

お手入れ方法など、あまり教えてくれませんでした。
(そこで聞かなかったのがわるい?!)

汗をかいて気持ちが悪いので、すぐにでも洗いたいのですが、何時間くらいおいたら洗っていいのでしょうか?

できれば今日の夜か、明日の朝にはどうしても洗いたいのですが、洗ったらとれてしまうでしょうか(ノω・、)?

ある美容師さんは2日待ってといい、

ネットでは、1日で大丈夫と書いてある、いや、違うサイトを見たら、置いても置かなくても結果は同じ・・・

どれを信じたらいいんでしょう(笑)。

あたし的には、一刻も早く洗いたいんですよね。でも、せっかく大変な思いしてかけた縮毛矯正がとれちゃったらいやだから悩むんですよね。

ズバリいえば、1日です。少なくとも24時間は置きましょう。これはカラーもパーマも一緒です。

わかりやすく例えるとしたら、例えば接着剤、木材でも、花瓶でもいいので想像してください。

パカっと割れた花瓶を、ウルトラハードなア○ン○ア○ファでつけたとします。

瞬間接着剤ですからね。瞬間でくっついて離れない・・・ワァおー…というわけにはいかないんですね、これが。。。。

あなたにも経験があるはずです。ちょっといじったらね、すぐとれちゃいますよね。

ところが、1日時間を置いてみてください。二度と動きません。

縮毛矯正も似てますね。つながっている結合を切って、再結合させる技術ですからね。つなぎなおした後、定着安定するための時間がいるんです。

世はスピード時代、きれい好きだし、せっかちです(笑)。

美容師さんも、お客さんの無言のプレッシャーを感じて「洗ってもオッケー~」的な答えしちゃうのかもしれませんね。

でも、最低1日は我慢です。その1日の我慢が 縮毛矯正をいい状態に保って、キレイを長持ちさせる秘訣だと心得てください。

本当はもう少し長く、2日間は置けるのが理想といえば理想なんですけど、今の時代的には困難ですもんね(smile♪)。

縮毛矯正した髪のホームケア

シャンプー・トリートメント
縮毛矯正した髪にとって大事なこと、わすれてはいけないこと、それは「ホームケア」です。

あなたは1年間に、何回、美容室を利用しますか?!。

これは、縮毛矯正をかけている人だけでなく、パーマやカラーで美容室に行かれる方でも

10回20回といった範囲ではないでしょうか。

つまり、一年365日のうちの大半は自分で洗って乾かしてスタイリング・・・

ってことになります。

もちろん、美容室でのトリートメントも大事ですよ。でも、同時に自宅でのケアの重要性

計り知れません。

毎日使うシャンプーやトリートメント、そして洗い流さないトリートメントまで、

どれ一つとっても、縮毛矯正した髪には影響が大きいのです。

縮毛矯正した髪というのは、一見健康そうな状態に見えたとしても、実際、内側も外側も大きな傷を負っていますからね。

自宅でどんなシャンプーを使うのか、トリートメントは?!、定期的に濃縮型のトリートメントをやる必要もあります。

そして、 洗い流さないトリートメントもね。

縮毛矯正した髪というのは、髪の内側からたん白質が流れ出てしまっていますし、とどまった たん白質も変性して硬くなってしまっている、

キューティクルだって、ところどころはぎとられちゃってる状態なわけで、毎日の扱い次第では、どんどんダメージが進行してしまいます。

毎回のシャンプータイムで「手当てをする」、そんな意識でちょうどいいですね。薬局で買えるようなシャンプー、トリートメントでは かわいそうです。

だって考えてみてください。

あなたが使う化粧水、あなたが食べるフレンチ、あなたが行く旅行、本物は価格が違うはずです。だてに値段はつけられていないのです。

安いシャンプーは安いなりの、高いシャンプーは高いなりのわけがあります。

髪は、大事、ヘアスタイルが決まるも決まらないも、素材である髪のコンディショニング次第ですからね。

また、最近のドライヤーやアイロンも ものすごく変化、進化していて、ドライヤーをかけること、アイロンをあてることがトリートメントになる・・・

というようなものまででてきています。

マイナスイオンの効果で水分を補給したり、特殊セラミックス効果で、水分とたん白質のバランスを整えるというようなプレミアムなものまであって、

理屈はさておき その美髪効果には驚かされますね。

ちょっと値が張るのがたまにキズですけど、試す価値は大いにありです。

縮毛矯正している人が利用したほうがいい美容室の 2つの技術メニュー

なぜ毎日トリートメント??

くせ毛の人と美容室は切っても切れないご縁だと思いますが、

くせ毛の人が美容室でやってもらったほうがいいことは、その縮毛矯正だけでなく、他に2つあります。

1つは「カラー」、そして、もう1つは「トリートメント」です。

そうです。どちらも、やろうと思ったら自分でできてしまうメニューですね。

おしゃれ染めの人はともかく、白髪が気になる人だと、頻繁に染めなきゃいけなくなりますからね。

金銭的にも、時間的な都合でも、そんなに足しげく美容室には行けない、じゃ、染めちゃおう・・・

と なりやすいです。

トリートメントしかり、コマーシャルを見て あぁ、よさそうだなぁ・・・というトリートメントを

買い込んでやってみるわけです。あのモデルさんみたいに髪を輝かせようと(笑)。

でも、ちょっと待ってください。あのモデルさん、CⅯの商品、使ってませんから。

撮影に際して、ケラスターゼを使い、ミルボンを使い、一流のスタイリストがスタイリングして撮ります。

そして、最後の仕上げはコンピューターグラフィックス!これでツヤツヤ、サラサラ、まるで「生き物のような髪」が描かれるわけですね。

あの15秒、30秒のコマーシャルに 何億のお金が注ぎ込まれるわけですから、そりゃあ、たくさん売って元を取らなきゃいけなくなります。

話をもとに戻しましょう。

1)カラー

おしゃれ染めでも、白髪染めでも、縮毛矯正した髪へのアプローチは慎重にしなくてはいけません。

何しろ、縮毛矯正をかけていない人でさえ、カラーで髪を傷めているが わんさかいるわけですから。アルカリ、過酸化水素、刺激的です(笑)。

しかも、それを繰り返すわけですからね。

縮毛矯正をかけている人が自宅でカラーなんて、これはもう自殺行為です。美容室での染め方と全く違いますから。

美容室では、プレトリートメントといって、髪に対して事前のプロテクトもしますし、なにしろ根元の薬、中間の薬、毛先の薬・・・と作り分け、

塗り分けるんです。薬の強さも違います。

もともと家庭でやるカラー剤は強いです、失敗しにくいように。美容師さんは、薬剤もゆっくりしっかり反応(酸化重合といいます。)させて、

髪に負担をかけない、色がキレイ、長持ちする・・・これを実現するわけです。

とどめはアフターケア

残留のアルカリをしっかり取り除くためのシャンプー、そして、トリートメント、オプションも充実してますね。

できたら、縮毛矯正やカラーのあとは、持続力のあるトリートメントをやるといいです。

2)サロントリートメント

カラーのところでも言いましたけど、縮毛矯正した髪にとって、トリートメントは重要課題です。

これ一つで、髪のきれいさ、しなやかさが違うし、矯正のもちにも影響します。

近年は、1回のサロントリートメントで、約1か月は効果が持続する優れものトリートメントもありますから、

縮毛矯正直後とか、カラー直後、また、縮毛矯正してから1か月後とかには、美容室に足を運んで、手当てされることをお勧めします。

くせ毛の人の味方、縮毛矯正の歴史[ストレートパーマから進化した縮毛矯正]

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直毛イメージの日本人ですが、思いのほか くせ毛で悩んでいる人は多いですね。

それは、全体がくせ毛というだけでなく、生え際が・・・とか

後頭部の上の方だけ・・・とかというように、部分的にあるくせであっても

ヘアスタイルを作るうえでは うまくまとまらない原因ですからね。

でも、ほんの二昔前は縮毛矯正などという技術もなく、くせを治すというと

ストレートパーマ・・・というのがせいぜいでした。

それも、ただのストレートパーマではありません。

今現在使われているようなストレートの薬はありませんでしたから、

普通のパーマ液に小麦粉を混ぜて作る、美容室お手製の薬です。それからほどなくしてクリーム状のストレート剤が輸入され、合わせるようにして

ストレートパーマ用のプラスティックの板が発売されました。カラフルなプラスティックの板です。

まず、クリーム状の一剤で髪のSS結合を切り、次に、そのプラスティックの板に髪をのせてクリーム状の二剤をつけながら、まっすぐに整えながら張り付けて

定着(再結合)させていきます。見た感じ、パイナップルのへたのように(笑)。

1980年代ですね、ストレートパーマの誕生です。これが大ヒット!、

なにしろ、これまで くせ毛を伸ばす技術がなかったのですから。そしてこのメニューは、大旋風を起こし、想像を絶する『大ストレートパーマブーム』と

なりました。

この時には、くせ毛の人だけでなく、ちょっと髪が多くてとか、硬くてと困っている人はもちろん、ブームにあおられて、まったくストレートメニューなど

必要のないような人までかけてましたね(笑)。

また、

ストレートパーマの薬剤も はじめは チオグリコール酸(還元剤)+増粘クリームのみみたいなむき出しの薬剤でしたけど、トリートメント成分を加えたり、

還元剤の種類が違うものが出たりと、もずいぶん変化しました。

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時代は進みます。

1990年代に入ると、これまでのストレートパーマのプロセスに熱処理を加える

技術が開発され、くせ毛の伸び具合と持続性が劇的に改善しました。

縮毛矯正の登場です。

ここでの違いは、『単純に熱が加わった』ではありません。

このことによって、これまで髪の一部の細胞の切断と再結合であったストレート

パーマという技術から、SS結合、塩結合、水素結合、ペプチド結合という

4つの結合の切断と再結合という非常に安定性の高い矯正技術へ進化した…..

ということなのです。

このことによって、これまで伸びきらなかったくせを伸ばし、すぐにもとに戻りがちだったストレートな状態を、「半永久的」と宣伝するほど

持続力のある技術となりました。

縮毛矯正はその後も進化を続け、スッとしたシャープなストレート感が得意なアイロン法、自然な丸み毛流れを得意とするブロー法、双方の利点の融合を目指した

アイロン+ブロー法等が 技法として確立しています。

縮毛矯正剤も、トリートメント要素を加えながら 還元力は落とさない、つまり、傷みを抑えて強いくせを伸ばせるようになってきていますし、

その前後のトリートメントも充実してきました。

かって、縮毛矯正のできるサロンを探して遠くまでわざわざ尋ねた時代もありましたが、現代は 近隣の美容室でも容易に施術を受けられるようになっています。

今現在の縮毛矯正がパーフェクトとは言えませんが、長い年月をかけて かなりの高みへと進化してきました。

今後も1つ1つ課題を改善して さらなる進化を続けていくでしょう。

このさきにどういう『新しい縮毛矯正』が待っているのか、楽しみでもあります。